うさにゃん日記

「若冲と江戸絵画」展

書道展の課題も・・・
レポートも・・・
時間切れと相成りまして・・・・

先生には
「一所懸命に書くことが大切なんですよ」
と慰められました。(そう言うしかない、ってことがありますよね)

夏のスクーリング資格は、レポート未提出により、喪失。

とまぁ、さんざんでありました。
ここ2ヶ月ほど、悪戦苦闘してきたんですけど・・・(ため息)。

で、今日は、買い物に出かけるついでに、
愛知県美術館で開催されている「若冲と江戸絵画」展を見てきました。

日本では、これで最後のプライスコレクション公開、と言われているので、
是非見ておきたかったからです。

でも、私は、若冲のファンか・・・といわれると、
そうだとも言えません。
今回、一番印象に残ったのは、
猿が蜂を狙っているところを描いた、森狙仙の小品だったり、
森徹山の「仏涅槃図」だったりしましたから。
(どうでも良いことですけど、森徹山は森狙仙の甥で、のち養子となって森家を継いだ人物)

写経に苦しみぬいた(オーバー)私としては、
涅槃図の左右に書かれた涅槃経の一節の字に
脱帽というか・・・
こういう字が書ける人間の筆力が、この涅槃図の細かな表現を可能にするのか・・・、
と思わず見入ってしまいました。
いえ、涅槃図そのものが、絵画的に斬新とか、そんなことは全然ありません。
たぶん、寺にあったものに違いなく、構図もむしろ、一般的なものでした。
でも、その経典の一節を書いた文字のすごさに、ため息をついたのでした。
(もちろん、楷書、です、楷書。)

それから、
この展覧会では、光の当て方によって、日本絵画がどう変わるか、を
実際に光量を変化させて展示してくれたことが、
とても良かったと思います。

田中優子氏が
 「行灯の光の下で、現在の書物は読めないけれど、読み本は読める。浮世絵を見ると、雪など雪そのものに浮き上がって見える」
みたいなことを書いていたことに通じる感覚を体験できたわけです。

私の個人的な体験ですが、
ロウソクの光の下で見る、お寺の本堂の鬼子母神像は、まさに「生きて」いました。
電灯の光などでは、決して見ることができない姿は、何度見ても心震えるものがありました。

日本画とは、日本家屋の中で刻々と変化する光量の中で、また刻々と変容するものだと・・・改めて思ったのです。

それにしても、
筆が日常の文具であった時代は既に遠く、
筆を用いる細緻な表現は、今後、もう実現しえないのではないか、と思いました。

私は伝統偏重主義者ではありませんが、
二度と実現しようがない「美」の隣りには、美しい日本の自然があった・・・と、
江戸絵画の作品群を見ながら、そんなことも思いました。
江戸には、コンクリートがありませんでした。
高層建築も、護岸壁も、テトラポットも、ダムも高速道路も・・・。
だからこそ、美しい自然をじっと眺める幸せも大きかったのだと思います。
別に、江戸時代が良かったなどと言うつもりはないのですけれど。
自然は、格段に美しかったことだけは事実だと思います。
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by kishibojinn | 2007-06-08 21:27 | その他
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