うさにゃん日記

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見てはいけないものを・・・

見てはいけないものを見てしまった。
飼い主を亡くし、このままだと保健所へ送られてしまう運命の14才の三毛猫ちゃん。
見なければ、
知らなければ、
そのまま行き過ぎることもできただろうが・・・。
どうなるかはわからないが、縁あれば、うちへやってくる・・・かも。
あ~、どうなるだろう。
「縁」があるか、ないか・・・ちょっとドキドキしている。
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by kishibojinn | 2007-02-24 21:49 | ねこ

2月15日 冬の高野山

常楽会から戻ると、
宿坊の山門はまだ灯りをともして開いていた。
やはり、今日は特別な日なのであろう。

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午前2時頃、就寝し、午後5時30分頃に起床。
午前6時からの勤行に出る。
高野山の山内寺院の朝の勤行のやり方は、それぞれのお寺によって異なる。
とても興味深いので、宿坊の朝の勤行には、必ず臨席させていただくようにしている。

無量光院さんの朝の勤行は、
声明がすばらしかった
声明の音頭をとっている僧侶は明らかに外国人だったが・・・
朗々とした節回し、
隅々に響き渡る力強い声は、
声明はこうでなくちゃ・・・というもの。
まさに、
耳が洗われるような感動。
常楽会のことがあったので、感動は倍加。

後で聞いた話では、
無量光院さんの声明は、「本節」といわれるぐらい、格調の高いものだとのこと。

しかし・・・この日は、寒かった。
朝、寒いと思ったら、空からちらちら白いものが降ってくる。
泊まっていた老婦人が、「あ~、風花だわ。 もう、春の雪だわねぇ」と言っていた。

午前中、寒さに震えつつ、再び常楽会を開催中の金剛峰寺へ行く。
昨夜と異なり、襖は締め切られ、中の様子をうかがうことはできない。
声明が流れてくる廊下をしずしずと歩く。
法印さまも参加されている。
常楽会も終盤にさしかっているのだ。

人気のない大広間
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何十畳敷きなんだろう?
そこにたった一人、私だけがいる。
お茶のお接待があり、暖かいお茶とふ菓子をいただいた。

弘法大師さまの新しい御衣をいれるための櫃
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毎年、3月21日に行なわれる、正御影供(御衣献備)に使われる。
弘法大師さまの新しい御衣を入れる櫃が、ひっそりと置かれている。
*弘法大師さまは、「入滅」ではなく、「入定」されたことになっている(つまり、世俗的な意味で亡くなられていない)ので、毎日二回、ごはんも差し上げられているし、年に一度、新しいお衣が献上されている。
正御影供の日には、この櫃に新しい御衣が入れられ、注連縄がかけられ奥の院に運ばれる。

常楽会が終わりに近づき・・・
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「いつでもどこでも裏方は大変だなぁ」と感じる光景があった。
急に冷え込んだこともあって、写真のお坊さんは、火鉢づくりに大忙し。
墨を入れられた火鉢は、次から次へとやってくる若いお坊さんたちが、恭しくささげ持って、控室へと運んで行く。
そう、裏方は法会の「進行」に伴う仕事で忙しいため、法会に感動している暇がない。
うちでの法会でも、裏方仕事をしている私などは、タイムスケジュールにしたがって、滞りなく仕事を進めることだけで動いているから、このお坊さんの大変さに共感を覚えた。

ヘンな置き物
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この置き物、ヘン。
そう思ったので、周囲に人がいないのをこれ幸い、写真を撮った。
ユニークというか・・・ヘンというか・・・
この手、なんだか、「チャオ!」って感じしません?
他のものが格調高いから、なんだか、すごい違和感が・・・。

金剛峰寺を出て、霊宝館へ出かけた。
ここでも私一人。貸切り状態で、ゆったり見学。
館長のI先生が受付の人と暇そうにお話していたのを見ながら、退出。
お土産を買って、今回の高野山への旅は、終了。

ただ、最後の最後に、
ケーブルカーの時間待ちをしている時に声明をうたう女性声楽家・作曲家と偶然に出会い、お話をすることができた。
(人との出会いは、「縁」である、を実感。)
彼女によれば、今回の常楽会は、7回通ったうちで、最高の出来だとのこと。
え? そうなの? これ以上ひどいのがあった?
まぁ、確かに、合唱の部分は良かったけど。
う~ん。  ・・・と途中退場した私は、ひどく驚いた。
それはさておき、
声明、といえば「男性のみ」と思っていた私は、
女性が声明にかかわる、ということを思ったことがなかったので、ものすごく興味深い。
近いうちに、彼女の公演へ出かけてみたい、と思う。
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by kishibojinn | 2007-02-20 12:28 |

常楽会  

ここで、ちょっと、常楽会についての、レクチャーを。
日野西真定先生の『高野山四季の祈り』という本の受け売りですけど・・・。

「常楽会(じょうらくえ)」は、「涅槃会(ねはんえ)」といった方が理解できる方が多いかもしれません。
2月15日がお釈迦さまの入滅された日であることから、涅槃会は、その徳を讃える法会。
入滅の図を見て法話を聴く、ということを体験された方もいらっしゃるかも・・・。
涅槃とは、悟りの境地。これには、「常楽我浄」の四つの徳が含まれます。
(常・・・永遠  楽・・・安楽  我・・・絶対   浄・・・清浄 を意味する)
そこから、「常楽会」とも呼ばれるようになったのです。

高野山の常楽会は、「四座講式」とよばれるもの。
四座とは、
 涅槃講式         釈尊が涅槃に入られたことを讃える
 羅漢(らかん)講式   弟子たちが法を護ったことを讃える
 遺跡(ゆいせき)講式  釈尊の遺跡を讃える
 舎利(しゃり)  講式  仏舎利(釈尊の遺骨)の功徳を讃える
講式とは、仏や高層の徳を漢文調で讃え、音符がついている。これを読む。

夜11時頃から始まり(その前に、うどんの接待などもある)、朝6時頃まで続き、少しの休憩をはさんで、昼11頃まで続く。
最後の舎利講式では、この年の上綱(じょうごう)の最高位である、権検校が唱え、次いで緋の衣の法印(検校)がお払いの行法を行なう。
・・・という流れになっている。

つまり、法印さんなどを除き、参加する僧侶と専修学院と尼僧学院の生徒は、半日、徹夜で常楽会に参加していることになり、本当に、肉体的にも大変な行事である、といえます。

一晩中、灯りがともる金剛峰寺の提灯
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本当に、真っ暗な中、金剛峰寺へと歩いていく。
これほど人がいないと、一人で歩いているのが少し怖かったりもする。

翌朝の勅使門
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勅使門・・・一般の僧侶は、何人たりとも通れません。
       むろん、一般人など、絶対通れません。

法印さんが上がられていることがわかる、緋色の杖と履物
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たぶん、中央のものが法印さんのもの。でも、隣りのものは? 権検校さんのものなのだろうか? 今度、高野山大学の先生に尋ねてみようと思った。


さて・・・肝心な常楽会の声明に感動したか、どうかなんですけど・・・。
金剛峰寺という場所で聴けることは、すばらしいと思いました。
一斉に唱える、いわば合唱の部分はすばらしかったです。
でも、夜中に一人で朗々と長文を読む人が・・・悲しいほど、音感がなかったのです。
読み下し文なので、理解できるだけに、内容を聞き取ろうと神経を集中する・・・
そこへ微妙に音がはずれる調子が延々と続く・・・
これはもう、一種の拷問状態でした。
無伴奏ですからね・・・音感が鈍い人がすれば、そうなっていくことも仕方がないのですけど。
合唱の部分になると心地よい響きが、その人の独唱となると・・・一挙に苦悶するしかない音の連続になってしまい・・・。
私は、あまりの苦しさに耐えかねて、午前1時半ぐらいに高野山大学の先生方が退出されたのを機に「もうだめ~」とヨレヨレと法会を退出したのでした。
あまりのことに(頭痛がしていた)、私は、大学のT先生に「質問です! さっきの方、音感がなかったんじゃないですか?」と思わず尋ねてしまいました。
T先生は、「普通は音感がある人が選ばれるんですけどね・・・」と苦笑されてました。
(という話をK寺の奥さまにお話したら、「え~、そんなこと、T先生にホントに聞いたの?」と大笑いされました。はい、非常識かもしれませんね、確かに。ケチをつけるようなことを言って。
でも、閉鎖された空間で、微妙にズレた音を延々と聞かされる苦しみ・・・それはもう、大変なものでありました。)
というわけで、「もう寝よっと」と宿坊に帰っていった根性なしでした。<つづく>
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by kishibojinn | 2007-02-17 18:29 |

2月14日 高野山へ

2月14日 世の中は、バレンタイン・デーである。
2月とは思えないほどの暖かさ・・・。
高野山では今夜から明日にかけて常楽会だと、張り切ってでかけた。
2月の高野山の寒さを考えて、真冬の格好をしていた私。
ダウンの長いコートを着ていると、ほとんどサウナスーツ状態だった。
大阪難波まで近鉄のアーバンライナーのデラックスシートで行く。
ぐっすり眠れるし、近鉄難波から、南海難波まで歩いてすぐだから、
だいたいは、近鉄で行くことにしている。

南海難波駅へ行く途中、もう春って感じのお花屋さんがあった。
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あれ?っと思うと、ラピート(関西空港へ行く南海の専用特急列車)が止っている。
これがラピートちゃん。
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「現在強風のため、運転を見合わせている」とアナウンス。
しばらくすると
「運転は中止しました」というアナウンス。
これは・・・天気が大荒れになりそうな予感が・・・。

高野山が近くなると、雨が本降りになり、
おまけに高野山に着くと、名物の「」が!
すごいんです。高野山の雷。
それが原因で全山丸焼けになったことが、何度もあったぐらい。
奥の院のお参りをまずしようと、誰もいない参道をホテホテ歩いていったら、
雷がピカピカ光るし、この杉の巨木に落雷したら怖い、と真剣に感じた。
おまけに、ずぶぬれになってしまった。
宿坊は畳のお部屋ですから、申し訳なくて上がれないほど。
新聞紙とゴミ袋をいただいて、荷物などを乗せたりした。

夕食は、もちろん精進料理
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夜10時からの常楽会に備える。  <つづく>
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by kishibojinn | 2007-02-16 23:53 |

常楽会

明日の夜から、高野山金剛峰寺で「常楽会」(じょうらくえ)という法会があります。
声明(しょうみょう)がすばらしい・・・
はずですので、でかけて来ます。
「涅槃会」(ねはんえ)という行事の、高野山バージョン、です。

声明を初めて聴いたのは、もう20年以上前のこと。
その時は、真言宗豊山派のユニットによるものでした。
私が住んでいる名古屋では、なかなか聴く機会がないのですが、
2年ほど前、小さなホールで真言宗高野山派の声明を聴いて、
もう・・・すごく感激しました。

とにかく、ご臨終の場では、絶対、声明を聴きながら死にたい、と思うほど
この世ならぬ美しい響き(誰がやっても、とは言いませんが)です。

「金剛峰寺」という、
本来声明がなされるべき場所で仏に向かって供される声明・・・。
明日の夜から一昼夜かけて行なわれる法会です。
期待が高まります。
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by kishibojinn | 2007-02-13 18:44 |

江戸時代のお雛さま

保存状態が極めて悪いので、
人前には出せない。
お髪(ぐし)はとれてしまっているし、お内裏さまの烏帽子はない。
それでも・・・
身にまとう布の見事なこと。
ただひとつ残っている扇の、すばらしい絵付け。
人形屋さんに言われたのは、「こんな胡粉、もう、絶対手に入らない」ということ。
復元、ということも考えたけれど、
やはり、そのままに保存することにした。

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by kishibojinn | 2007-02-11 16:38 | その他

ご近所 散策 「表山」

昨日、天気も良く、とても暖かだったので、
息子と二人、近所を歩いた。

こんなところに お稲荷さん?
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うちの近所にある、小高い山(丘、と言ったほうが正確?)「表山」。
今は住宅地になっているが、昔は、この「表山」一帯に、四国八十八箇所の石像(弘法さまと、その札所のご本尊が一緒になった石像)が置かれ、表山を一周すれば、四国八十八箇所めぐりができたといわれている。
(その石像のうち、30体以上は、現在、うちのお寺に移設されている)

表山は、かつて一種の霊場だったということだろう。
そのなごりだろうか?
残された雑木林の中に稲荷がひっそりと在った。
掃除がいきとどいている・・・とはいえないけれど、
よだれかけも、注連縄も、古びてはいなかったし、花も供えてあった。
まだ、祀る人が存在することにほっとして、
「コンコンさまが、こんなところにいらっしゃったのね~」と
息子と二人、お賽銭をあげ、拝礼した。
「長命稲荷」と刻んであった。

長命稲荷を後にして歩いていると、息子が
「南無みょーほー・・・なんとかって書いてある碑が、近くにあるよ」と言う。
「南無阿弥陀仏、じゃなくて。南無妙法蓮華経???」
「うん、南無阿弥陀仏じゃなかったよ。」
ホントか~?
というわけで、息子について行くと・・・。

「南無妙法蓮華経」
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確かにありました。(疑ってごめんね~。)
碑の後ろに、小さな碑があり、昭和六年に、日蓮正宗の人が「ここを霊場に」と建てたらしいということがわかった。
表山のふもとに、その碑へ行くことができる階段があり、入り口に「御霊山(みたまやま)」という碑があった。

ところで、この碑がある場所は、エアポケット的に雑木林が残っているのだが、
そこに白猫がいた。
私と息子が近づいていったら、逃げてしまったが、
耳のうしろがけんかで傷ついたのか、血だらけだった。
ここにも必死で生きているノラ猫がいる・・・
そう思うと、心が痛んだ。

息子と二人で歩く・・・ほんの小さな「旅」。
歴史は、すぐ近くにもある。
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by kishibojinn | 2007-02-11 14:24 |

親子の会話

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むか~し、むか~しの私。
初めて写真を見た時、息子は「これ誰?」「おかーさん?」「うそ~?」と言っていた。

息子 「おかーさん、昔はやせていたよねー」
    「美人だったよねー、ねー、やせてよー」
    「お腹まわりのお肉がたぷたぷで、おばさ~んって感じだよ~」

母  「昔みたいにやせて男の人にモテモテになって、駆け落ちしちゃったらどうするのよ」

息子 「・・・・・・・・」(しばし考えている)

    「猫を9匹も飼っているっていったら、絶対逃げるよ、男は。
     うさぎも3羽いるんだよ。全部で1ダースもいるんだよ。
     生活費だけだって大変だよ」
    「うん、しっかりやせてくださいな」

母  「・・・・・・・・」

誰だって、若い頃はあるのよ。息子よ。
絶世の美女だって、いつかはおばーちゃんになるんだし。
ま、昔は確かにやせていたという事実はあったけどね。
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by kishibojinn | 2007-02-06 22:30 | その他

立春を過ぎて・・・

今年はとても暖かい。
日差しがまるで春のようです。(来週から寒くなるようですが)

寺庭の梅が美しく咲きました
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水仙も次々に咲いています
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このまま春に・・・
ならないでしょうが・・・
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by kishibojinn | 2007-02-06 22:17 | 自然

節分の鬼  とら&さちこ

今年は、豆の袋のおまけに、
小さな鬼のお面がついていたので・・・遊んでみた。

さちこ鬼
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 おに~ちゃん、前が見えないんですけど~ by さちこ

とら鬼
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 ふん、きまったぜ!  by とら

とらには、鬼の役をしてもらいました。
あ、もちろん、思いっきりぶつけたりなんてしませんでしたよ。
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by kishibojinn | 2007-02-06 22:13 | ねこ



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